2024/06/15

【格安航空券】30日前に払戻:実際に返ってくるのは半額未満。

この度故あって7月に予定していた広島行きをキャンセルしました。使おうと思っていたのは成田発広島行きSPRING JAPAN(春秋航空LCC)です。

LCCに限らず、航空券は制限が多いほど安くなります。私は水戸に住んでいるので茨城空港からスカイマークをよく使います。スカイマークには「たす得」「いま得」といった制限つき割安料金が設定されていて、キャンセル料が高い、日程変更できない(たす得は可能)といった制限と引き換えに割安に利用できます。

SPRING JAPANでは、「ラッキースプリング」「スプリング」「スプリングプラス」という3タイプの運賃があります。キャンセル料や変更制限に加えて、荷物の量の制限度合いによって運賃が変わるものです。

今回私が予約したのは、最安のラッキースプリングでした。広島往復運賃16,140円程度でした。これに支払手数料1,200円がかかります。…ん?支払手数料?これクレカ会社に怒られるのでは…? まあいいです。私は広い席がよいので、この他付帯サービスの最前席指定で、1,200円の往復分2,400円を払いました。合計で19,740円でした。

都合によりこれをキャンセルしました。30日以上前で取消手数料7,680円でした。ここで注意が必要です。払い戻し対象は運賃のみということです。

  • 払い戻しの際は、お預け手荷物・座席指定などの付帯サービス料金を除く運賃額から払戻手数料を差し引いた金額を払い戻しいたします。付帯サービス料金、新規予約手数料、支払手数料、変更手数料などの各種手数料は払い戻しの対象外となります。

決済手数料や付帯サービス料金は返金対象ではないので、運賃16,140円から7,680円を差し引いた返金額は 8,460円 でした。実質的なキャンセル料は10,860円です。付帯サービスを使わなくとも、購入時の決済手数料もありますから、それを考えるとやはりキャンセル料は実質半額以上となります。つまり、返金額は半額未満です。

最初から変更やキャンセルに制限のない航空券を買っておけばよいわけですが、買うときは中止になる可能性など考えていないものです。人として生活している以上、起こり得ることです。 少なくともこういった制限を事前に確かめておいて、覚悟して買ったほうがいいと思いますね。

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